アカデミッククエスト「釣り体験」
アカデミッククエストの活動をご紹介します!
この日は、みんなが楽しみにしていた「釣り体験」の日。京都賀茂川漁業協同組合のみなさんに、鮎(アユ)の友釣りの仕方を教えていただきました。
もともと、鴨川で活躍されている漁師さんがいること、アユが泳いでいること自体知らなかったので、驚きの連続でした。
京都市農林企画課、エコ学区サポートセンター、京の川の恵みを活かす会さんにサポートしていただき、今回の機会を迎えることができました。
「ふだん前を通っている鴨川で、魚釣りができる?!」
生徒たちは、興味津々です!
鴨川に着いた生徒たち。「本当に釣れるの?」と話しています…。
澤組合長さんから、直接教えてもらいます。
友釣りは、生きた鮎をおとりにして、縄張りを守ろうとつついてきた鮎の身体に針をひっかけて釣る方法。
また、その竿は長く、9mもありました。アユは敏感な魚なので、それくらいの竿の長さがないと、すぐに気づかれて逃げられてしまうとのこと…。
川に入り、友釣り用に用意してもらっていたアユを見ます。
泳いでいる鮎をこんなに近くで見るのははじめて…という生徒も。
さぁ、生きている魚をつかまないと、友釣りの仕掛けができません。
なんとかつかもうとしますが、魚がぴちぴちと動くのでなかなかつかむことができません。
「目を隠してあげるとおとなしくなるよ」
「そう言われても~?」
長い竿の扱いにしても、魚を手に取ることにしても…一つ一つが難しかったです。プロのみなさんの手際の良さに感動の連続。
もともと準備されていた分も、ほかの魚も入っておりますが、水槽の中で泳ぐ魚を興味深く見ていました。天然のアユと養殖のアユの違いや、別の魚との違いなど、比べて見ることでわかることも多かったです。
また、竿以外の漁法として投網のうち方についても学びました。
組合長さんが投げるときれいに円状に広がるのに、みんなは何度挑戦してもなかなかうまくいきません。また、
「重い~~~!?」
と生徒が驚きます。てっきり網だけだとおもっていたのですが、なかに金属の鎖が入っているので、思っていたよりずっしりと肩にのしかかるのです。たぐりよせるのも一苦労でした。
一つ一つの経験が、新しい発見の連続でした。
お世話になったみなさま、本当にありがとうございました。
今後の活動も楽しみです