家庭科で家事について考えました。
高校2年生の家庭基礎では、さまざまな社会課題を知り、自分ごととして考える機会を大切にしています。
本日の授業では、色々な家族の在り方やジェンダーギャップ指数について学んだ後、家事について考えるグループワークをしました。
班で夫婦や子どもなど、家族を想定して役割分担し、
家事をリスト化したものをもとに、「誰がその家事を担うか、もしくは外注するのか」を相談していきます。

グループ内では
<高校生役生徒>「お風呂掃除は嫌やな。母(の割り当て)にしよ。」
<母役生徒>「えー、それ高校生の子どもでもできるやん。」
<父役生徒>「僕は嫌やで。ごみ捨ても、洗剤の詰め替えもあるし。」
<小学生役生徒>「僕は小学生なので、無理です。」
など、家族会議さながらの会話が繰り広げられていました。
集計して家事分担を確認し、そこでの気づきも話し合います。
家事は無くてはならない仕事ですが、無給のうえ、なかなか目には見えづらく ”あたり前” と思われがちです。
生徒たちからは
「自分の家でも母親にすごく家事が偏っていると気づいた」
「家事がこんなにもたくさんあるのだとわかった」
「こうやって相談して、皆ですり合わせていくことが大事だと思った」
などの意見がでており、身近な家事から様々な学びを深めることができました。