中学2年生が職場体験!

中学校2年生では、キャリア教育の一環として、2学期に「職場体験」を行いました。最初は、自分たちを受け入れてくださるみなさまと事前に打ち合わせをするために、電話をするところから始まりました。

「先生!電話に出はったら、何て言えばいいんでしたっけ??!」
ドキドキしながら電話をしていました。

「もしもし、京都精華学園中学校2年生の○○と申します。職場体験の事前打ち合わせでお電話させていただきました。ご担当の◇◇様いらっしゃいますでしょうか?」

緊張しつつも、丁寧にあいさつを始めていました。終わったあとも、「緊張した~!!」と叫んでいました。なかなかいまは知らない方と電話をする機会も少ないので、電話1本でも貴重な経験ですね。

その後、事前指導、事前打ち合わせを経て、ついに待ちに待った当日です。

保育園、デイサービスセンター、飲食店、貸衣装店、スポーツショップ、国際関係、製造関係、運送関係、映画関係…本当に多種多様な場所で職場体験をさせていただきました。

活動中の様子を見に行くと、ふだん引っ込み思案の生徒が子どもたちにモテモテだったり、ふだん元気な生徒が緊張した面持ちで真剣に取り組んでいたり…といろんな表情を見ることができました。

帰ってきた生徒たちからは、「めちゃくちゃ緊張したけど、めちゃくちゃ楽しかったです!」、「働くのは少しの期間でも大変なのに、これをずっと続けるのって本当に大変なんだなと思いました」、「コーヒー豆の一粒一粒を丁寧に選別するのも驚きだったし、自分のお店のことやコーヒーのことだけではなくて、地域や環境やいろいろなことを考えて動くというのがわかって勉強になりました。」など、それぞれが、多くの思いを話してくれました。

本当に貴重な体験をさせていただきました。最後になりましたが、受け入れてくださった体験先のみなさま誠にありがとうございました。