中学「生活体験発表会」

令和8年2月、今年度の「生活体験発表会」が行われました。

「生活体験発表会」は、冬休みの宿題で生徒のみんなが書いた作品のうち、内容の優れた作品が選ばれ、檀上で発表します。内容は、生活の中でふと気づいたこと、今年度特にがんばったことなど、人それぞれです。毎年ユニークな作品がたくさん出るので、今年もとても楽しみにしていました。

今年度は、英語の学習に関する作品が多くありました。英語で会話できるようになるために日々がんばっていること、将来、幅広い職業で役に立つ可能性があること、英検を受けるためにどういう努力を続けてきたかということ、いろんな視点でそれぞれの考えを交えながら発表してくれました。また、本校独自の取り組みである「アクティブフライデー」や「クエスト」について触れているものもあり、日ごろ聞くことのできないいろんな気持ちが聞けました。

優秀賞に選ばれたのは中学1年生の2名です。1名は、「エレベーター」を題材に、自分が急いでいたときにベビーカーを押している人に気づかなくて声をかけられてしまい、自分から気づけたらよかったのにと、普段から視野をもっと広げる大切さに気づいたことを、原稿に目を落とすことなく、自分の言葉で真剣に伝えました。もう1名は、自分の家で犬を飼っていることから、さまざまな気づきがあったこと。特に、「殺処分」について初めて知り、驚いた気持ちや、その悲しさ、自分は犬を飼ったから初めて知ったけれど飼っていない人にもしっかりと知ってほしいというメッセージを心を込めて伝えました。

また最優秀賞に選ばれたのは2年生の1名です。祖父の病気のために、ずっと祖父が行きたがっていた旅行に行けなくなってしまったこと、もっとこうしておけば良かった、もっとできることがあったのではないかという心の葛藤と、今このひと時をしっかりと大切にしていきたいという気持ちを、決意を込めて表現してくれました。

どの発表者も、練習を重ねた成果が発揮されており、また、聞く側の態度も良く、発表者に対する敬意を心がけていました。

どの発表も、気づきを与えてくれたり、改めて深く考えさせられたりと、貴重なものとなりました。