京都精華大学へ体験授業に行きました!

先日、本校の美術科2年生が京都精華学園で3つのコースに分かれ、体験授業を行いました!

1つ目は立体造形専攻。ガラス細工で2つ、制作しました。

①バーナーを使ってガラスの棒を溶かす技法を用いて、雫型の置物を制作しました。初めて使うバーナーに初めは少し怖がりながらも、だんだんと慣れていき偶然的に生み出される形に

「わ!私のなんか先に玉ができて可愛くなった!」と楽しんでいました。

②ガラスの練り粉を使用していろんな色のガラスを粘土のようにこねて、好きな形に成形していきます。この後、800度くらいの釜で焼くと表面のガラスが溶け、つるんとした綺麗な作品に仕上がります。

2つ目はグラフィックデザイン専攻。テーマは「クレイジー・アイデアを学ぶ」です。

「輪ゴム」を題材に、ひたすらアイデアを出す練習をしました。ただのアイデアではなくクレイジーなアイデア、非現実的でぶっ飛んだアイデアを出す練習です。

初めは個人でアイデアを出し、その後グループに分かれディスカッションし、アイデアカードにまとめて、最後に発表をします。初めはクレイジーなアイデア??と慣れない思考の使い方に四苦八苦していましたが、ディスカッションで1つ出るとどんどんみんなで話し合い、ありえないアイデアをたくさん出すことができました。

3つ目は版画専攻。銅版画を体験しました。

レンブラントの、銅版画で自画像を制作する技術を学び、実際に自分の顔をドライポイントという、プレス機を使用した技法で制作しました。

銅板を彫ってそこにインクを乗せてプレス機に通すのですが、彫りの深さで濃淡が変化するとても繊細な作業で、最後のプレス機に通すまでどのような作品になっているのか分からないので、みんなプレス機に通した作品を見て一喜一憂していました。

今回の体験を通して、新しい技術や制作体験に触れ、自分の進路を考える良いきっかけとなりました。